Medical coursesアイコン予防歯科

予防歯科とは

従来の治療を中心とした歯科ではなく、定期検診とクリーニングによりむし歯や歯周病の発生自体を予防する新しい考え方です。

今までは、治療が終了したら次にトラブルが起こった時まで来院しない事が一般的でした。
しかし、何かあるまで来ないということは、自分で感知できるレベルまで病状が進行しているということでもあります。
むし歯では強い痛みが出て神経を取ることになったり、歯周病では歯の周りの骨が溶けて抜歯しなくてはいけなくなったりと、重い処置になる可能性があります。

ではこれらを防ぐ為にどうすればよいのでしょうか。

お口のトラブルを予防するために一番大切なことは、日々の地道な歯磨きです。
異常を感じなくても定期的に歯科医院に通い、むし歯や歯周病の検査をし、磨き残しの多い部分=トラブルの起きやすい部分の磨き方を確認すること。
歯ブラシでは落としにくい歯石などの汚れを専門の器具でクリーニングすること。
異常があれば軽度の内に発見して、早期に治療すること。
そしてご家庭で毎日お口のケアを通じ、ご自身の歯をご自身で守ること。
このサイクルを確立できれば、神経を取って銀歯になる、歯が抜けて入れ歯になる、などのトラブルを未然に予防できる確率が飛躍的に上がります。

予防歯科写真1

歯は健康寿命増進の強い味方

医療の進歩により、平均寿命も上昇の一途を辿っています。
例えば70歳で歯がなくなり、90歳まで20年も入れ歯で食べ続けることを想像してみて下さい。きっと気が重くなることと思います。
ですが現実として、多くの高齢者の方々が入れ歯で何十年も生活していらっしゃいます。

自分の歯で食べることは、脳の活性化を促し、健康寿命に大きく貢献します。
食べたいものを美味しく食べられるのは、実はとても幸せなことです。
私たちオカダ歯科医院は、皆様と一緒に歯を守り、毎日を楽しく暮らせるお手伝いをさせていただきたいと思っています。

予防歯科写真2

歯磨きで重症疾病を予防する

口は感染の窓口と言われています。
お口の中に細菌の塊であるプラーク(歯垢)が溜まっていると、菌が歯肉から血流に入り込み、脳や血管に到達して脳梗塞や心筋梗塞の原因となる場合があります。
食べ物と一緒に菌を飲みこみ、誤って気道に落ちてしまうと、肺で菌が増殖して誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。

これらも定期的に歯科医院に通院して口の中を綺麗にクリーニングすれば、細菌によるリスクを大きく減らすことができます。

オカダ歯科医院では、お口の中だけではなくこのような全身の健康も考慮し、通常の歯科治療と並行して、歯肉の検査や歯を支える骨のレントゲン写真撮影などの全体的なお口のチェックを行い現在の状態を維持・改善する予防歯科を推奨しています。
もちろん、痛みなどの急性症状がある場合はそちらを優先しますし、ご希望でない方に許可なく行うことはありませんのでご安心ください。

歯科医院へ通う理由を治療から予防へ。
歯を健康に保つことで心身共に健康に。
一生涯を通じて誇れる歯を、ぜひ一緒に築きましょう。